出っ歯(上顎前突)の治療例
- 主訴
- 前歯が出ているのが気になる
- 初診時年齢
- 22歳
- 診断名
- 上顎前突
- 抜歯/非抜歯
- 非抜歯
- 装置名
- マウスピース型矯正装置
- 治療費用
- 99万円(税込)と来院時に調節料2,200円(税込)
保定装置料(上下)55,000円(税込)
- 治療期間
- 1年0ヶ月
- 治療に関する副作用/リスク
- 歯の移動時の痛み 歯の後戻り むし歯 歯周炎
透明なマウスピースで美しい口元へ
ご自身で取り外しができる透明なマウスピース型矯正装置で矯正治療を行うことができます。
マウスピース型矯正装置は、海外および国内でも数十社で製造されており、アメリカでは歯科矯正治療の1/3程度がマウスピース型矯正装置で行われています。
特に近年、マウスピース型矯正装置の進化は目覚ましく、
幅広い症状の治療に適応できるようになりました。
1日20時間~22時間の装着が必要です。
装着しているうちに習慣になる方がほとんどです。
来院の際、治療スケジュールに沿って何枚かマウスピース型矯正装置をお渡ししますので、1週間~2週間ごとに、ご自身で新しい装置に交換して頂きます。
マウスピース型矯正装置を用いた治療が合わない場合もあります。
まずはご相談頂き、拝見して、個々のケースに合った治療法をご提案致します。
マウスピース矯正装置はさまざまなメーカーで作製されており、簡単な治療から本格的な矯正治療ができるものまでそれぞれ特徴があります。
まずは拝見して症状に適したものを提案します。
小学生~成人まで、世界各国で様々な歯並びの矯正治療に用いられています。
マウスピース型矯正装置による治療は、どの歯科医師でも簡単に行える治療ではありません。特に歯の移動量が多い場合は、実際に起こり得る歯の動きを予測し、正しい方向へ軌道修正しながら治療を行う必要があります。そのため、良い治療結果を導くために矯正歯科の専門知識と経験が必要となります。
治療開始から終了までの各経過を細かにシミュレーションしてお見せすることができます。治療経過の歯の動きを動画でお見せすることができるので、ご自身の治療に対する理解がしやすいというメリットがあります。
このシミュレーションをもとに各マウスピース型矯正装置が作製されますので、治療の基本となるとても重要な部分です。シミュレーション上では現実とは異なる歯の動きも画像上で作成できてしまうため、的確な診断と実際の歯の動きを予測できる矯正歯科医による診断力が重要になります。
ドクターが作成した治療計画に沿って、治療開始から治療のゴールまでのすべてのマウスピース型矯正装置が作製されます。マウスピースは海外のラボにてロボットにより作製されます。難易度に応じてマウスピースの枚数が異なり、1度に送られてくるマウスピースは数枚~何十枚となります。
実際に患者さんに装着して頂いた様子がこちらです。
マウスピースは歯によくフィットするよう精密に作られているので、正しく着用すればまったく目立ちません。初めて装着する日は発音時に違和感を感じますが、数日~1週間で慣れてきます。
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ちょっとした歯の重なり、ちょっとした隙間を閉じたい、など、比較的軽度の症状の治療に用います。こちらの場合は、一度の歯型取りで作製できるマウスピースは数枚までとなります。
1mm程の動きであれば、1~2セットで歯を移動することができます。それぞれ2週間ずつ装着頂き、ご自身で交換します。
まずはご相談頂き、症状に適した治療法についてご説明いたします。