治療方法・期間・結果は個人により異なります。
前歯が内側に生えているガタガタの歯並びです。主に取り外しのできる装置で治療を行いました。
このように部分的に歯が内側に生えていると、噛みこむ際に内側の歯に当たることで全体がうまく噛み合わず、食べる度に下顎を歪めて噛む癖が身についてしまいます。その結果、歯並びや顎の成長方向がさらに歪んでしまったり、顎関節症のリスクが高まります。前歯の歯並びは数か月~半年程で整いますが、他の歯が生えるスペースを作りながら全体的な咬み合わせの治療も行いました。歯並びは噛み合わせと顎の発育と大きく関係していますので、気づいたら早めの相談をおすすめします。
装置をよく使えなければ効果が得られません。また、口周りの癖も改善されなければ治療が長引き、後戻りを起こしてしまいます。
装置の使用やお口周りの運動、仕上げ磨きなど、いつもと違う生活習慣を身に付ける必要があるため、こどもの矯正治療では周りの大人の方のサポートがとても重要です。
治療の際はご本人と保護者の方にわかりやすい説明を行い、お子様のお口の発育を一緒にサポートします。